脳血管障害における姿勢と動作の再構築
脳血管障害後の運動麻痺を有する患者様に対して、非麻痺側優位のADL訓練に終止してしまっていませんか?
脳血管障害後のリハビリとして、麻痺側への“治療”としての介入を学びます。
ADL改善のみを目的とした非麻痺側優位の動作訓練のみでは、治療ではなく単なる動作介助になってしまいます。
退院を早めるためには動作の獲得やADL改善は重要です。
しかし、麻痺側の回復を促すことなく、短絡的な動作訓練を行ってしまっては、麻痺側の不使用が続いてしまいます。
その結果、身体図式の縮小や筋活動の低下を起こし悪循環に陥ってしまいます。
自分の患者様の退院後の生活を本当に想像できていますか?
あなたの患者様は、“今” 麻痺側への治療が必要です。
脳血管障害後の運動麻痺を基礎から学び直し、運動制御のプロセスを踏まえた治療介入を行うことで、これまでと違う姿勢・動作への介入が可能となります。
普段なんとなく使ってしまっている“促通”という言葉。
本当の意味での脳血管障害患者様の運動麻痺に対する“促通”をお伝えします。
“促通”は決して自動運動の反復ではありません。
脳血管障害患者様の身体図式や筋活動から考えられるものを見直し、動作の為の準備姿勢から治療としての動作介入を行っていきます。
《内容》
① 脳血管障害の基礎知識と評価・治療に必要なセラピストの身体状態(終了)
② 筋緊張・姿勢評価と身体図式の調整(終了)
③ 基本動作〜歩行の促通(終了)
④ 運動失調と高次脳機能障害
【日時】
※スポット参加も可能です。
①平成27年10月11日(日) 10時~16時 (終了)
②平成27年11月15日(日) 10時~16時(終了)
③平成27年12月13日(日) 10時~16時(終了)
④平成28年1月17日(日) 10時~16時
【会場】
墨田区周辺施設
【受講費】
各回13000円
【定員】
20名
【持ち物】
ヨガマットまたは大きめのバスタオル
【講師】
中村 祐太